2011年06月06日
電気自動車を学ぶ
異業種交流勉強会にて「浜岡原子力発電所を見学する」という企画があり、参加してみました。
ついでに、たまたまこの日に開港2周年となる「富士山静岡空港」にも行くことになってます。
しかもそれらの場所に「電気自動車」で行くという企画です。
で、こちらが電気自動車の日産「リーフ」。
ハイブリッド車ではありません。正真正銘、100%電気自動車です。
ガソリンも軽油も入りません。電気が切れたらアウト。
大きさは同じ日産の「ティーダ」と同じくらいかやや大きい感じ。
荷物もそれなりに入りそうです。一応3ナンバーが付いてます。

新幹線の新富士駅の近くのレンタカー屋さんで2台をレンタル。
さぁ出発!・・・アレレ?発進するまでがおぼつかない。
外見も室内も一見フツーのクルマですが、操作に慣れが必要だ。
(操作)
ブレーキを踏んでパソコンのような電源スイッチをオン。(Windowsか何かのパソコンの起動音のようなメロディ音がする)
まるで操作感のうすいパソコンのマウスのようなシフトレバーをDレンジに入れる。
およそパーキングブレーキらしからぬ電気的なスイッチにてパーキングブレーキ解除。
あとはブレーキを離してアクセルを踏めばスゥーーーッと走り出す。
東名高速道路の富士インターから高速にのり、アクセルをベタ踏み。
(リーフの○なところ)
4人も乗っている割にはなかなかの加速!一気に時速1xxキロ!速いじゃないか!
電池切れが非常に心配なため、すぐに富士川サービスエリアに立寄り、充電スタンドを探す。
あったあった、ありました、急速充電スタンド。2台のリーフを横付け。

(リーフのXなところ)
急速充電を始めると充電スタンドのパネルに「あと30分」と表示された。
これはキビしい・・・。しかも、リーフは2台なのに充電スタンドは1基しかない。
いきなり1時間の足止めだ・・・トホホ。
充電コードも太く、女性にはちょっと重く感じるのでは?
この日は他に電気自動車がいなかったが、これで充電の「先客」が2〜3台待っていようものなら・・・。
(リーフの○なところ)
ところが、コストは安い。
充電は1回100円。(でも高速道路のサービスエリアで充電する場合には、現金ではなく、高速道路会社と契約したカードが必要)
http://www.smartoasis-saas.jp/REG/c-nexco/index.html
この価格ならガソリンの15分の1程度のコストだそう。
リーフのボンネットを開けたところ。
なんじゃコリャ?もしかしてエンジン!?そんなワケは・・・。
右のスミにありがちなクルマのバッテリーがありますが、これがメインの走行用バッテリーではありません。

メインは床下にあります。
http://ev.nissan.co.jp/LEAF/PERFORMANCE/
実はこのリンク先の絵の中に弊社で生産させていただいている部品がモロに見えます。
浜岡原子力発電所に到着するまでにさらにもう一回、牧ノ原サービスエリアにて充電。ここでも約1時間の充電待ちをするハメに・・・(泣)
(リーフのXなところ)
かなり目一杯充電しても航続距離はガソリン車には到底かないません。
エアコンの使用やアクセルのふかし具合にもよりますが、120キロ程度と見ておかなければなりませんね。
(リーフの○なところ)
充電待ちはツライですが、とにかく目立ちます!
2台も連ねて充電なんかしていると、サービスエリアの利用客の方にとにかくよく声を掛けられます。
「何分かかるの?」「このクルマいくら?」「1回の充電でどれくらい走るの?」・・・矢継ぎ早に質問を浴びせられます。
今のところ、”オレ達は特別なクルマに乗ってるんだぜ。”みたいな優越感(?)に浸れました。(心の中はトホホだけど)
さぁ着きました、中部電力 浜岡原子力発電所。
http://www.chuden.co.jp/hamaoka-pr/index.html
これは同じ敷地の浜岡原子力館の展望台から眺めたところ。
最近のテレビでおなじみの風景ですよね。

180度反対側を眺めると一般の民家や工場が・・・。
この中には弊社の取引先の表面処理会社の工場もあるはず・・・。
原子力館の中には迫力の原子炉実物大模型が。巨大なパイプオルガンを連想してしまいますね・・・。

おねえさんが説明をしてくれています。
金属の細いパイプを束ねたものが「燃料棒」らしいです。
見づらいですが、左側に「ペレット」と書かれたものがあります。
昔子供の頃遊んだ花火の一種「へび玉」そっくりのものです。
これがウラン燃料を固めたものらしいです。
このペレットが先ほどの金属のパイプの中に詰まっているようです。
このへび玉、1粒300メートルならぬ、1粒で一般家庭の8ヶ月分の電力がまかなえるパワーがあるそうです。(驚)
展示台の右端は大変判りづらいですが、さきほどの細い金属パイプをまとめて四角い箱のような棒状にしたものが見え、それにくっつくように、上から見て十字形の板が見えます。この板が「制御棒」です。
四角柱状の燃料棒群のスキマに入り込んだり抜かれたりして原子炉を停止したり運転したりします。
さらにその右側にチャリ部長らしき人が見えます。

さぁ腹へった。
近くの御前崎海鮮なぶら市場へ!

こういうカンバンでは本当にお約束の字の間違い。
正しくは「中小企業家同友会 富士宮支部」です。

さぁ、この日たまたま開港2周年を迎えた「富士山静岡空港」へ。
赤字空港とかいろいろ云われてますが、実際どんな所なのでしょう?

自分は空港というと今まで羽田空港とかしか見たことなかったので、第一印象としては「規模がだいぶ小さい」(当たり前か・・・)でした。

いろんな展示物もあったり、2周年記念イベントもあったようです。

でも発着便数がいかんせん少ない感じでした。
ざっと1時間半くらいに1度発着があるかどうかみたいな印象です。
自分たちが14:30くらいに空港に到着して1時間くらい滞在しましたが、その間1機離陸しただけでした。
着陸機はありませんでした。
滑走路に向かう飛行機を手を振って見送る空港係員。
空港も小さめですが、飛行機もやっぱり小さめでした。
そしてテイクオフ!鹿児島行きです。
小さいけど飛行機は飛行機、男子としてはついつい見とれてしまいます。
本来メインは浜岡原子力発電所でしたが、はっきり言って一番強烈に印象に残ったのはなんと言っても電気自動車「リーフ」です。
現状の電気自動車の良いところ悪いところ、自分たちで体験してみて初めてよく解ります。
結局、用途を限定した使い方をするのが良いのかな?と思いました。
本当に勉強になった一日でした。
企画してくださったKさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。
チャリ部長のチャリ(色がいいですね)と最近購入されたらしい鉄棒、いやチャリの駐車スタンドらしいです。

ついでに、たまたまこの日に開港2周年となる「富士山静岡空港」にも行くことになってます。
しかもそれらの場所に「電気自動車」で行くという企画です。
で、こちらが電気自動車の日産「リーフ」。
ハイブリッド車ではありません。正真正銘、100%電気自動車です。
ガソリンも軽油も入りません。電気が切れたらアウト。
大きさは同じ日産の「ティーダ」と同じくらいかやや大きい感じ。
荷物もそれなりに入りそうです。一応3ナンバーが付いてます。

新幹線の新富士駅の近くのレンタカー屋さんで2台をレンタル。
さぁ出発!・・・アレレ?発進するまでがおぼつかない。
外見も室内も一見フツーのクルマですが、操作に慣れが必要だ。
(操作)
ブレーキを踏んでパソコンのような電源スイッチをオン。(Windowsか何かのパソコンの起動音のようなメロディ音がする)
まるで操作感のうすいパソコンのマウスのようなシフトレバーをDレンジに入れる。
およそパーキングブレーキらしからぬ電気的なスイッチにてパーキングブレーキ解除。
あとはブレーキを離してアクセルを踏めばスゥーーーッと走り出す。
東名高速道路の富士インターから高速にのり、アクセルをベタ踏み。
(リーフの○なところ)
4人も乗っている割にはなかなかの加速!一気に時速1xxキロ!速いじゃないか!
電池切れが非常に心配なため、すぐに富士川サービスエリアに立寄り、充電スタンドを探す。
あったあった、ありました、急速充電スタンド。2台のリーフを横付け。

(リーフのXなところ)
急速充電を始めると充電スタンドのパネルに「あと30分」と表示された。
これはキビしい・・・。しかも、リーフは2台なのに充電スタンドは1基しかない。
いきなり1時間の足止めだ・・・トホホ。
充電コードも太く、女性にはちょっと重く感じるのでは?
この日は他に電気自動車がいなかったが、これで充電の「先客」が2〜3台待っていようものなら・・・。
(リーフの○なところ)
ところが、コストは安い。
充電は1回100円。(でも高速道路のサービスエリアで充電する場合には、現金ではなく、高速道路会社と契約したカードが必要)
http://www.smartoasis-saas.jp/REG/c-nexco/index.html
この価格ならガソリンの15分の1程度のコストだそう。
リーフのボンネットを開けたところ。
なんじゃコリャ?もしかしてエンジン!?そんなワケは・・・。
右のスミにありがちなクルマのバッテリーがありますが、これがメインの走行用バッテリーではありません。

メインは床下にあります。
http://ev.nissan.co.jp/LEAF/PERFORMANCE/
実はこのリンク先の絵の中に弊社で生産させていただいている部品がモロに見えます。
浜岡原子力発電所に到着するまでにさらにもう一回、牧ノ原サービスエリアにて充電。ここでも約1時間の充電待ちをするハメに・・・(泣)
(リーフのXなところ)
かなり目一杯充電しても航続距離はガソリン車には到底かないません。
エアコンの使用やアクセルのふかし具合にもよりますが、120キロ程度と見ておかなければなりませんね。
(リーフの○なところ)
充電待ちはツライですが、とにかく目立ちます!
2台も連ねて充電なんかしていると、サービスエリアの利用客の方にとにかくよく声を掛けられます。
「何分かかるの?」「このクルマいくら?」「1回の充電でどれくらい走るの?」・・・矢継ぎ早に質問を浴びせられます。
今のところ、”オレ達は特別なクルマに乗ってるんだぜ。”みたいな優越感(?)に浸れました。(心の中はトホホだけど)
さぁ着きました、中部電力 浜岡原子力発電所。
http://www.chuden.co.jp/hamaoka-pr/index.html
これは同じ敷地の浜岡原子力館の展望台から眺めたところ。
最近のテレビでおなじみの風景ですよね。

180度反対側を眺めると一般の民家や工場が・・・。
この中には弊社の取引先の表面処理会社の工場もあるはず・・・。
原子力館の中には迫力の原子炉実物大模型が。巨大なパイプオルガンを連想してしまいますね・・・。

おねえさんが説明をしてくれています。
金属の細いパイプを束ねたものが「燃料棒」らしいです。
見づらいですが、左側に「ペレット」と書かれたものがあります。
昔子供の頃遊んだ花火の一種「へび玉」そっくりのものです。
これがウラン燃料を固めたものらしいです。
このペレットが先ほどの金属のパイプの中に詰まっているようです。
このへび玉、1粒300メートルならぬ、1粒で一般家庭の8ヶ月分の電力がまかなえるパワーがあるそうです。(驚)
展示台の右端は大変判りづらいですが、さきほどの細い金属パイプをまとめて四角い箱のような棒状にしたものが見え、それにくっつくように、上から見て十字形の板が見えます。この板が「制御棒」です。
四角柱状の燃料棒群のスキマに入り込んだり抜かれたりして原子炉を停止したり運転したりします。
さらにその右側にチャリ部長らしき人が見えます。

さぁ腹へった。
近くの御前崎海鮮なぶら市場へ!

こういうカンバンでは本当にお約束の字の間違い。
正しくは「中小企業家同友会 富士宮支部」です。

さぁ、この日たまたま開港2周年を迎えた「富士山静岡空港」へ。
赤字空港とかいろいろ云われてますが、実際どんな所なのでしょう?

自分は空港というと今まで羽田空港とかしか見たことなかったので、第一印象としては「規模がだいぶ小さい」(当たり前か・・・)でした。

いろんな展示物もあったり、2周年記念イベントもあったようです。

でも発着便数がいかんせん少ない感じでした。
ざっと1時間半くらいに1度発着があるかどうかみたいな印象です。
自分たちが14:30くらいに空港に到着して1時間くらい滞在しましたが、その間1機離陸しただけでした。
着陸機はありませんでした。
滑走路に向かう飛行機を手を振って見送る空港係員。
空港も小さめですが、飛行機もやっぱり小さめでした。
そしてテイクオフ!鹿児島行きです。
小さいけど飛行機は飛行機、男子としてはついつい見とれてしまいます。
本来メインは浜岡原子力発電所でしたが、はっきり言って一番強烈に印象に残ったのはなんと言っても電気自動車「リーフ」です。
現状の電気自動車の良いところ悪いところ、自分たちで体験してみて初めてよく解ります。
結局、用途を限定した使い方をするのが良いのかな?と思いました。
本当に勉強になった一日でした。
企画してくださったKさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。
チャリ部長のチャリ(色がいいですね)と最近購入されたらしい鉄棒、いやチャリの駐車スタンドらしいです。

Posted by フジノプレスマン at 06:51│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
先日はお疲れさんでした。
しかも、昨日はゴルフもご一緒とは・・・
お互い、いろんな意味で忙しいですな(汗)
自分も同じネタをアップしたのですが、やはり先輩の構成はすばらしい・・・教養の無さを痛感する次第です。
受け止め方も様々でしたが、参加者全員有意義な時間をすごせましたね。
しばらく、このネタでいけそうです(笑)
しかも、昨日はゴルフもご一緒とは・・・
お互い、いろんな意味で忙しいですな(汗)
自分も同じネタをアップしたのですが、やはり先輩の構成はすばらしい・・・教養の無さを痛感する次第です。
受け止め方も様々でしたが、参加者全員有意義な時間をすごせましたね。
しばらく、このネタでいけそうです(笑)
Posted by スポット屋 taka
at 2011年06月06日 08:14

お疲れさまです。
同じようなネタですみませんでした。
しかし同じネタでも作り手によって捉え方が全然違うのが面白いですね。
ゴルフでは入賞おめでとうございます!
takaさんのゴルフはスゴイですね! まさに「殺人ゴルフ」というのでしょうか?
クラブを持っているかどうか判らないほど速いスイング。
打った直後のボールも速すぎて全く見えないため、どちらの方向に飛んでいったかも判らない・・・。
カラスが何羽も即死状態で撃ち落とされている可能性がありますね(笑)。
ミドル以下のホールではワンオン可能なのでは?
次回は優勝!
同じようなネタですみませんでした。
しかし同じネタでも作り手によって捉え方が全然違うのが面白いですね。
ゴルフでは入賞おめでとうございます!
takaさんのゴルフはスゴイですね! まさに「殺人ゴルフ」というのでしょうか?
クラブを持っているかどうか判らないほど速いスイング。
打った直後のボールも速すぎて全く見えないため、どちらの方向に飛んでいったかも判らない・・・。
カラスが何羽も即死状態で撃ち落とされている可能性がありますね(笑)。
ミドル以下のホールではワンオン可能なのでは?
次回は優勝!
Posted by フジノプレスマン
at 2011年06月06日 08:53
